ブログ691記事の中からリライト対象をどう選んだか?
AIとGoogle サーチコンソール(=サチコ)を使った基準、そして対象外にした記事の理由までを、実録として公開します。
今回の実験テーマ:691記事からリライト対象をどう選ぶか?
40代で副業ブログを始め、691記事も書いたのに成果はほぼゼロ…。
でも「もしかしたら、この死にかけたブログもAIで復活できるかもしれない」
そう AIリライトで!
ただ、691本すべてを直すのは現実的に不可能です。
最初にぶつかった壁は──
「どの記事から直せばいいのか?」というシンプルだけど重大な問題でした。
Before:実験前の状況
691本の記事の中には、過去に力を入れて書いた記事もあれば、勢いで量産したものもあります。
そして現在、1日のアクセスは数百程度。1記事あたりに換算すると、0.3PV/日という現実。
「副業でブログを続けてきた10年は何だったのか?」と感じるほど、結果が出ていませんでした。
さらに厄介だったのは、サーチコンソールやアナリティクスを使いこなせていなかったこと。
数字は出ているものもあったのに、どこをどう見ればよいか分からず、「直すべき記事の優先順位」が決められなかったのです。
After:AIリライト/実験の方向性
まず、AI(=Chat GPT)に相談するところから始めました。
1. AIに相談
正直なところ、私はサチコもアナリティクスも十分に使いこなせていません。
「691記事からどれをリライトすべきか?」とAIに相談してみたのです。
AIの提案は次の通りでした。
- 表示回数が多いのにCTRが低い記事
- 検索クエリと記事内容にズレがある記事
- 情報が古く更新が必要な記事
- 少PVでも滞在時間が長い記事
この提案で、曖昧だった判断基準が整理できました。
「なるほど、この条件で選べばいいのか」と、なっとくです。
ということで、具体的手順は以下のとおり行いました。
2. サーチコンソールを確認

AIに教えてもらった基準をもとに、まずはサーチコンソールを開いてみました。
記事ごとの「表示回数」「クリック数」「CTR(クリック率)」が見られるツールです。
中でも注目したのは、「表示回数が多いのにCTRが低い記事」。
検索結果にはしっかり出ているのにクリックされていないページは、タイトルや説明文を改善すれば成果が出やすいハズ!
また、どんな検索クエリで表示されているかを確認し、タイトルや見出しに反映されていないキーワードがあれば、改善余地があるハズ!
3. アナリティクスで補足チェック

次にアナリティクスを確認しました。ここで注目したのはPVと滞在時間です。
- PVがほぼゼロの記事 → 検索に出ていないので後回し
- 滞在時間が極端に短い記事 → 内容が薄く離脱されている
- 滞在時間がそこそこ長い記事 → 中身は読まれているが、入口が弱いだけ
特に「滞在時間は長いのにCTRが低い記事」は、リライトで一気に改善できる可能性が高いハズ!
4. 修正コストも考慮
さらに、AIからの提案を受けつつ「修正コスト」という基準も加えました。
たとえ数字的にはリライト対象であっても、動画作成を作りなおしたり、実機検証が必要な記事は、今の私には対応できません。
リライト対象 = 「数字上の候補」+「修正可能性」。
この考え方で方向性が固まりました。
修正可能性❓
修正が可能かどうか? という基準です。
たとえば「表示回数2,290」「CTR0.8%」という記事(Windowsのテーマ記事)が、あります。
検索にはしっかり出ているのにクリックされていない、まさに改善余地のあるページです。
しかしこのページはWindows環境での操作や動画キャプチャが必須。
私はすでにWindowsを持っておらず、動画を作るアプリもないし、手段もないため、修正が不可能です。そのため今回は対象外としました。
この経験から、「数字上は改善対象でも、修正できない記事は無理に手をつけない」ことの重要性を実感しました。
途中経過(対象記事を選んだ段階)
実際に数字を見てみると、典型的なリライト候補が出てきました。実際にリライト対象に選んだのは、
- 表示はあるのにCTRが低い記事
- 検索クエリに出ているのにタイトルに入っていない記事
- 更新から3年以上経っている記事
これらはAIの力を借りて改善できそうだと判断しました。
具体的にどの記事をリライト対象にしたのかは、次回以降の実録記事でBefore/Afterとあわせて公開します。
今回の実験で学んだこと
今回の実験で学んだのは、数字だけではなく「修正コスト」を加味する大切さです。
さらにAIに相談したことで、判断基準が一気に明確になりました。
691記事の迷路の中で、やっと「どれを直すべきか」が見えた。
それだけでも、ブログ復活に向けた大きな一歩だと感じています。
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応用:リライト対象チェックリスト
もしあなたも「どの記事を直せばいいか分からない」と迷っているなら、次のチェックリストが役立つはずです。
- 表示回数が一定以上あるか?
- CTRは低くないか?(目安:3〜5%未満なら改善対象)
- 検索クエリと内容がズレていないか?
- PVや滞在時間に改善余地はあるか?
- 修正できる範囲か?(環境や工数も含めて)
まとめ:ブログ復活に向けた次の戦略

今回の実験では「対象記事を選ぶ」ところまで進みました。
次のステップは、今回ご紹介した「選び方の基準」を 実際の操作手順に落とし込むこと です。
サーチコンソールやアナリティクスをどう見ればリライト候補を見つけられるのか?
その具体的な流れは、次回の記事(手順編)で詳しく解説します。
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FAQ(初心者Q&A)
- Q表示回数ってどのくらいあれば“対象”にすべき?
- A
明確な基準はありませんが、目安は 月間100回以上。
検索にある程度表示されている記事は、改善すれば成果につながる可能性があります。
逆に表示回数がほぼゼロの記事は、リライトしても効果が出にくいため後回しでOKです。
- QCTR(クリック率)は何%なら“低い”の?
- A
一般的に 2%以下の記事が低いとされます。
タイトルやディスクリプション改善の余地があります。また一般的に 3〜5%程度あれば標準 とされます。
- QPVがほとんどない記事はどうすればいい?
- A
完全にアクセスゼロの記事は「検索に出ていない」状態。
リライトしても即効性は期待できないので、まずは 「少しは表示されている記事」 を優先しましょう。
ただし、自分の強みを活かせるテーマなら、AIを使って大幅リメイクするのもアリです。
- Q滞在時間はどのくらいあれば“読まれている”と判断できる?
- A
記事の長さにもよりますが、1分以上あれば最低限は読まれていると考えられます。
30秒未満で直帰されている記事は「本文に課題あり」。
逆に滞在時間が長いのにCTRが低い記事は「中身は評価されているのに入り口(タイトル)が弱い」と判断できます。
- QAIに判断を任せても大丈夫?
- A
最終判断は自分で行う必要がありますが、AIに「候補を絞って」と聞けば基準を整理してくれるので便利です。
感覚ではなく数字ベースで優先順位を提案してくれるのが、AIを使う大きなメリットです。
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