691記事を書いても成果はゼロ…。
そんな私が「どの記事をリライトすべきか」を見直した実体験をもとに、
サーチコンソールとアナリティクスを活用した具体的な手順をまとめました。
📌この記事を読むと分かること
- サーチコンソールでリライト候補記事を見つける方法
- アナリティクスで優先順位をつける方法
- 「修正コスト」を加味した現実的な判断の仕方
はじめに
691記事を書いても成果はゼロ…。
そんな状態からブログを立て直すために始めたのが「AIリライト実験」でした。
前回の記事(実録編)では、691本の記事の中から「どれをリライト対象にするか?」を実体験として公開しました。
今回はその続編として、実際に私が使った 具体的な手順を解説します。
① サーチコンソールでリライト候補を探す

まずはGoogleサーチコンソール(通称:サチコ)を開きます。
注目するのは 「表示回数は多いのにCTR(クリック率)が低い記事」。
例:1,000回表示されているのにクリックは10回(CTR 1%)
検索には出ているのに選ばれていない=改善余地が大きい記事です。
判断の目安
- 表示回数が多い × CTRが低い → リライト候補
- 表示回数が少ない × CTRが高い → 優先度は低め
操作手順
- 左メニューから 「検索パフォーマンス」を選ぶ
- 上部タブの 「ページ」をクリック
- 表に表示される記事ごとの 「表示回数」と「CTR」を確認
※ CTRは、「平均CRT」をチェックすると、表示されます。

② クエリから改善キーワードを見つける

次に「クエリ」タブで、対象記事がどんな検索キーワードで表示されているかを確認します。
- タイトルや見出しに入っていないキーワードがある
- 記事本文で十分に拾えていないキーワードがある
こうしたクエリは、リライトで追記すればクリック率改善につながります。
判断の目安
- 表示回数が多いのに記事に入っていないキーワード → タイトルや見出しに追加
- 内容とズレているクエリ → その記事ではなく別記事化を検討
操作手順
- サーチコンソールで対象記事をクリック
- 上部タブの 「クエリ」を選ぶ
- 表に表示されるクエリ(検索キーワード)を確認
③ アナリティクスで優先度を判断する

サーチコンソールだけでは「記事の中身が読まれているかどうか」は分かりません。
そこで Googleアナリティクス(GA4)を使って、記事ごとのPV(表示回数)や平均滞在時間を確認します。
判断の目安
- PVがゼロに近い記事 → 検索に出ていないので後回し
- 滞在時間が短い記事(30秒未満) → 本文が薄い可能性 → 本文改善が必要
- 滞在時間が長い記事(1分以上) → 中身は読まれている → タイトルや導入を改善すれば伸びやす
操作手順
- 左メニューから「レポート」 → 「エンゲージメント」 → 「ページとスクリーン」を選ぶ
- 表の「表示回数(Views)」と 「平均エンゲージメント時間(Avg. engagement time)」を確認する
- 必要に応じて検索ボックスで記事を絞り込む
- 右上の期間設定で「過去28日」や「過去90日」を選んで傾向をチェックする
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まとめ
最後に、今回の流れをフローチャートにまとめました。
表示回数はある?
├─ NO → 後回し
└─ YES
↓
CTRは低い?(3%未満)
├─ NO → 優先度低
└─ YES
↓
滞在時間は短い?(30秒未満)
├─ YES → 本文改善
└─ NO(1分以上) → タイトル改善
↓
修正可能?
├─ NO → 対象外
└─ YES → リライト対象に決定!
リライト対象記事の選び方は、
- サーチコンソールで候補を出す
- アナリティクスで優先度を決める
- 修正可能性を考慮する
というシンプルな流れに整理できます。
691記事を前に悩んでいた私も、この手順を踏むことで「何を直すべきか」がはっきりしました。
次回は、実際にこの手順で選んだ記事をAIでリライトし、そのBefore/Afterを公開する予定です。
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